Michie Tanaka

material michemon / マテリアル ミチェモン
タナカ ミチエ

雑貨デザイナー
クリエイティブディレクター

見えないものに想いをこめる。
神話と日常をつなぐ雑貨デザイナー。

メーカーのデザイン制作物は全国ショップで販売。
Material Michemonでは、企業コラボ商品も展開。

2022年からスタートした「神話と伝説」シリーズは
日本各地に伝わる神話や伝承、縁起物に
独自のアレンジを加えたプロダクトを展開。

日々の制作の中で感じたことや、伝えたいストーリーを綴っています。

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「手帳甲子園2025」表紙部門の特別審査員

「手帳甲子園2025」にて、表紙部門の特別審査員として参加させていただくことになりました🎉手帳甲子園は、全国の中高生を対象に「NOLTYスコラ」を実際に使った手帳部門と、表紙イラストを競う表紙部門の2部門で構成され、ひとりでも多くの生徒が手帳の活用を通じて「自ら学び、考え、行動出来る力」を身につけることを願い成長を応援する大会です。実はあまり知られていませんが、今回の題材になっている「NOLTYスコラ」の日記欄デザイン、あれは2011年に私が担当したものなんです☺️日記欄の構成は学校教育のプロの担当が考えた素晴らしいもので、私はそれを形にして日常の一部になるようにお手伝いさせていただきました。苦手意識を持たないで使えるようにやさしいデザインを意識しています。それ以来、スコラ手帳は中高生の学校で採用いただき、今では全国で約40万人の方に使っていただいており、最近では、自己管理のために愛用される大人の方も増えているそうです。皆さんの生活の一部として、そんなふうに長く使っていただけていることを陰ながら嬉しく思っていましたが、この度、そのスコラ手帳を題材とする「手帳甲子園」に審査員として表舞台で関わらせていただくことになり、嬉しさと同時に、緊張感でいっぱいです。会社員時代には、ディズニー関連カレンダー商品のデザインにも携わり、そのデザイン構成が10年以上にわたり継続採用され、長く愛されるシリーズになったこともありました。「長く使われるデザイン」という点では、どちらも通じるものがあります。まだいろいろ未熟だったのですが、でも心がけていたことは、使いやすい、とかシンプルである、こと以上にただ「寄り添いたい」そんな気持ちが一番はじめにあったように思います。それは今の私も変わらず大切にしているコンセプトで、原点なんだと改めて気付かされました。特別審査員でご一緒するのは、NOLTYブランナーズの細野社長、紀伊國屋書店の藤則社長、心理学博士の中島先生、そして手帳甲子園メインビジュアルを担当されたスタジオ・オカノーションの岡野さん(色彩設計:タナカ)、そうそうたる皆さまとご一緒で震え上がっています。先日400点以上の表紙部門への応募の中から最終選考の作品を選ばせていただきましたが(どれも力作で驚きました、と同時に選ぶことの重さも!) 当日のイベントでは日記欄部門とともに最優秀賞を決めることになります。全国から集まった生徒さんたちのプレゼンを拝見したり、お笑い芸人さんのライブもあるそうで、楽しく熱い一日になりそうです✨⚫︎14回手帳甲子園の詳細はこちら